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冬の血糖値

生活習慣病のひとつ、糖尿病は患者数の非常に多い疾患です。糖尿病やその予備軍の方にとって気になる血糖値ですが、冬に少し高くなる傾向にあることが知られています。生活上のポイントをおさえて元気に寒い季節を乗り切りましょう。

  

◆◇血糖値はどうして高くなるの?
通常、食事由来の糖は膵臓から分泌されるホルモンであるインスリンの働きにより、肝臓や筋肉などの組織や全身の細胞に取り込まれ、エネルギー源として利用されます。食後急激に上昇した血糖値は、インスリンなどの働きにより通常は数時間で元に戻りますが、間食により糖を継続して摂り続けたり、メタボ、ストレスや喫煙などの影響によりインスリンの分泌量が減少したり働きが低下したりすると、血糖値の高い状態が続くようになります。

  

冬と血糖値
血糖値の指標としてHbA1c(“ヘモグロビンエーワンシー”と読む)という血液検査の項目があります。HbA1cはヘモグロビンに糖が結合したもので、過去1~2ヶ月の血糖値を示しています。このHbA1cは季節変動することが報告されており、特に1月から4月にかけてピークを迎える傾向にあります。この理由は食べ過ぎ、運動不足、そして寒さに対する体の反応などが考えられています。さらに、冬は心筋梗塞や脳梗塞など血管系の疾患が多いため、高血圧を基礎疾患に持っている方は特に注意が必要かもしれません。

  

◆◇血糖値が高いとどうして悪いの?
血管内に糖の多い状態が続くと、酸化ストレスの増加や代謝異常により様々な障害が起こります。例えば、細い血管が障害されて糖尿病性網膜症、腎症、神経障害が起こったり、太い血管が動脈硬化になり脳梗塞や心筋梗塞などが起こりやすくなります。糖尿病の方は合併症を引き起こさないように、また糖尿病でない方もならないよう、血糖値の上昇に注意しましょう。

  

糖は老化にも関わる??
最近、老化に関わる物質として最終糖化反応生成物(AGEs;Advanced Glycation Endproducts)というものが注目されています。AGEsは糖尿病患者で注目されていましたが、健康な方でも年齢と共に血液中に増加することが報告されています。AGEsはコラーゲンなどにこびりついて、その強度を低下するなどの悪影響を与え、血管の機能低下や骨の
もろさ、肌のたるみ、認知症などの老化に伴い生じる様々な症状に関わると考えられています。参考;AGEs研究の最前線(メディカルレビュー社)

  

◆◇血糖値を上げ過ぎないために
血糖値を上げ過ぎないために、養生法として下の9項目の中から、1つでも多くのことを心がけましょう。
①よく噛んで食べ、過食はしない。
②どんなものをどのくらい食べたか自覚し、1日の食事バランスを取る。
③野菜⇒肉・魚⇒炭水化物の順に食べ、食後の急激な血糖上昇を抑える。
④色々な料理を少量ずつ食べる。
⑤間食はできるだけ控える。特にジュースなど糖の多いものには注意する。
⑥食後一時間は寝ずに、ゆっくりとした散歩を行う。
⑦タバコはインスリンの働きを低下させるため、節煙をする。
⑧立ち時間を増やし、筋力を高めることで代謝を上げる。
⑨ストレスは血糖値を上げるため、ストレスを溜めない。

 
 

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