寒くなると、手足の先が極端に冷たくなり、温めてもなかなか温まらないという人がいます。このような「冷え症」の人は、これまでは女性に多いと言われていましたが、最近では、中高年の男性でも冷えを感じるという人がいます。冷え症対策を行って、毎日元気にすごしましょう。
★☆冷え症の原因☆★
冷え症には「特に病気ではないが冷えがある場合」と、「何らかの病気が原因で冷えがある場合」の2つに大別されます。
一般に冷え症といわれる人のほとんどが、前者に該当します。
なかでも・・・自律神経の乱れは冷えの根本的要因
自律神経は、心臓などの臓器の働きを調節したり、体温を調節するなど、意思とは関係なく働いている神経です。自律神経には、主に活動時に優位に働く「交感神経」と、主に休息時に優位に働く「副交感神経」があります。
ストレスを受けると、交感神経が興奮した状態が続き、副交感神経とのバランスが取れなくなってしまいます。自律神経が乱れると適切に手足を温めたり、冷やしたりする調節ができなくなります。(NHK きょうの健康 2005年12月号より)
★☆今日からできる冷え症対策☆★
日常生活に気を配ることによって、冷え症を改善することができます。体を温める工夫を毎日の生活に取り入れていきましょう。
◆体を温める食事
食べ物は体を温める熱の元になります。かぼちゃやにんにく、サンマ、鶏肉など、体を温める食材をバランスよく摂ると良いでしょう。
◆リラックスをする
リラックスした状態では、「副交感神経」が優位になり、末梢血管が拡張して、手足が温かくなります。独自のリラックス法を生活の中に見つけると良いでしょう。
◆温かい飲み物
特に、お酒は血行をよくし、体温を上昇させます。冷たいお酒ではなく、温かいお酒を少量飲むと良いでしょう。
◆運動で体を温める
適度な運動は血行を良くし、うっ血を少なくします。更に、筋肉は1日の活動で生み出す熱の約6割をつくっています。筋肉を鍛えることで熱の生産量が増えます。
◆心地よい睡眠
食事と同じぐらい大切なのが充実した睡眠です。長くても短くても、快眠を得る大きなポイントは就寝・起床の眠りのリズムを整えることです。
◆冷暖房や衣服の調節
自律神経が対処できるのはおよそ7℃までと言われています。室内温度を調節したり、カイロや上着を上手に利用すると良いでしょう。
●冷え症にお勧めの治療薬●
●漢方薬
六君子湯・・・胃腸が弱く、つくられる熱の量が少ない場合
加味逍遥散、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散・・・血流が悪く、熱を全身にうまく運べない場合
真武湯・・・むくみやすく、体に水分がたまりやすい場合
●漢方以外の治療薬
ビタミンE製剤
冷え症とは、「ある特定の部分が冷え、不快に感じる状態」のことです。自覚症状が基準になっていますので、冷えて辛いと感じていれば、その人は冷え症ということになります。冷え症の原因を理解し、症状の改善に取り組みましょう。
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