夏日の高温多湿という環境では、発汗によって体内の水分が大量に失われて血液がドロドロになり、血栓ができやすくなるので、心臓に大きな負担がかかります。とくに炎天下での運動は要注意です。運動中は水やスポーツドリンクなどをこまめに補給するようにしましょう。
冷房の効きすぎた室内からそうでない所へ出るときなどの急激な温度差は、血圧上昇につながります。冷房の温度設定は高め(26~28度)にして屋外との温度差が5度以上にならないように気をつける、外出のときは薄手の衣服を持ち歩いて衣服による温度調節をできるようにする。
また、天気のよい昼下がりの外出はできるだけ避ける、あらかじめ気象情報でその日の高温時間帯を調べるなどで、室内外の温度差を避けるよう工夫しましょう。
心臓病の原因は生活習慣と深くかかわっているものがあり、高齢者のみならず、働く世代の方々も注意が必要です。心臓病の中でも冠動脈の動脈硬化が原因で起こる「狭心症」や「心筋梗塞」は、高血圧・脂質異常・高血糖・喫煙などが危険因子となります。心臓病のリスクを高める左図のような生活習慣は要注意です。
マスクをしていて初めてご自分の口臭に気が付いたという方は、意外と多いのではないでしょうか。ようやくマスクを外して生活できる日常が戻ってきたのですから、「鼻から吸っているかどうか」を意識してみて下さい。
参考)
1)8月心臓病予防の意識を高めよう! | 健康サポート | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)
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