認知症とは「生後いったん正常に発達した種々の精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活・社会生活を営めない状態」をいいます。日本の認知症の患者は、65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されています。
◆◇増加する認知症◆◇
認知症の最大の危険因子は加齢です。日本の認知症の患者数は2012年で約462万人、軽度認知障害と推計される約400万人と合わせると、65歳以上高齢者の約4人に1人が認知症の人又はその予備群とも言われています。また、この数は高齢化の進展に伴いさらに増加が見込まれており、厚生労働省の新たな推計によると、いわゆる団塊の世代が75歳以上となる2025年には認知症の人は約700万人前後になり、65歳以上の高齢者に対する割合は現状の約7人に1人から約5人に1人に上昇する見込みです。 また、65歳未満で発症した認知症は、若年性認知症と呼ばれ、平均発症年齢が51歳と働き盛りなのが特徴です。 認知症の原因で最も多いのはアルツハイマー病(約60%)ですが、若年性認知症の場合は、脳卒中のあとにおこる脳血管性認知症が多く、原因の40%を占めます。
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◆◇認知症を予防する食事
◆◇認知症を予防する簡単な活動
◆◇認知症を予防する運動
「運動と病気との関係」について、群馬県中之条町の65歳以上の住民5,000人を対象に15年間追跡調査し導かれた報告があります(中之条研究)。これによると、下図に示すとおり、1日5,000歩と中強度運動(なんとか会話ができる程度の早歩き)7.5分を組み合わせた身体活動をしている人は、認知症の発生率が、これより身体活動が低い人に比べて圧倒的に下がっていました。また、認知症だけでなく、がんや高血圧など多様な病気の予防にもつながりますので、積極的に歩きましょう。
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