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不眠 ~眠りへの理解を深めよう~

『春眠暁を覚えず』という言葉があるように、春は眠り心地が良いですね。一方、近年は十分に眠ることができず、辛い思いをされている方も増えています。そこで今回は、眠りについての情報をお届けします。

  

▼眠れない原因 ・・主に2つのことが考えられます。
①睡眠が浅くなる
眠っているときに、実は浅い眠りの時間帯(レム睡眠)と深い眠りの時間帯(ノンレム睡眠)がおおよそ90分ごとに繰り返されているのです。ところが寝る前の多量飲酒やカフェインの摂取でノンレム睡眠が短くなり、浅い眠りしかできなくなってしまいます。
また、加齢とともに基礎代謝が低下し深部体温(内臓の温度)が低下することも、睡眠を浅くすると考えられています。
②体内時計がずれる
人間の体は、25時間周期の体内時計により一定のリズムを持って活動しています。体内時計は朝太陽の光を浴びることで、ほぼ24時間周期に調整されていますが、遅寝遅起き、不規則な食事などが続くと、次第にずれてきてしまい、睡眠のリズムを壊してしまいます。

  

コラム① レム睡眠とは?
レム(REM)はRapid Eye Movement(高速眼球運動)の頭文字です。眼球が素早く動いて周囲の情報をとり、脳も動いている状態です。赤ちゃんの睡眠を観察した研究者が名付けたもので、今は脳波の測定によりレムとノンレムを判定できるようになっています。

  

コラム② 「むずむず脚症候群」
夜眠るとき、脚にむずむずした感じや違和感が起こる病気で、じっとしていられず眠れなくなってしまいます。中高年に多い病気で、精神科や神経内科などで適切な治療を受けることで、改善が期待できます。

  

その他、うつ病、前立腺肥大症や頻尿といった病気も、不眠の原因となることがあります。
▼不眠と生活習慣病
不眠によって疲れが十分にとれない、ストレスがたまるといったことだけでなく、最近は糖尿病や高血圧といった生活習慣病を悪化させることが指摘されています。

  

眠れないことがストレスとなり、血液中にコルチゾールというストレスホルモンが多く分泌されます。コルチゾールは血糖値や血圧を上げるため、糖尿病や高血圧を悪化させてしまいます。
悪化することで出てくる症状が気になってくると、更に眠れなくなり、悪循環に陥ります。

  

▼眠るために意識したい習慣
基本は「生活習慣を見直すこと」です。例えば、次のようなことを意識しましょう!

  

★毎朝一定の時刻に起きる
休みの日だからといって、いつまでも布団の中でだらだらと過ごしていると、夜眠くなる時刻も遅くなってしまいます。一定の時刻に布団を出て、日の光を浴びることで体内時計をリセットしましょう。

  

★ぬるめのお湯につかり、就寝前の運動は軽めにおさえる
寝る前に熱いお湯につかったり、激しく運動すると、交感神経の働きが高まり、寝付きが悪くなります。もし運動するとしても、ストレッチなど軽めのものにしましょう。

  

★寝る前のお酒、嗜好品、たばこは控えめに
お酒を飲むと寝つきは早くなりますが、眠りが浅くなりやすく利尿作用もあるため、目が覚めることがあります。またお茶やコーヒーなどに含まれるカフェイン、たばこに含まれるニコチンは覚醒作用があるため、特に寝る前は控えめにしましょう。

 
 

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