日本人に多い病気といえば、高血圧や糖尿病、脳卒中、心臓病や癌等がその代表ですが、実はもう1つ忘れてはいけない病気 が、日本人の8人に1人が患っていると言われる慢性腎臓病です。今回は慢性腎臓病と腎臓の 働きについて見ていきましょう。
◆◇慢性腎臓病(CKD)とは
何らかの理由で腎機能の低下や腎臓の障害が続いている状態を慢性腎臓病(CKD)といいます。多くの場合、自覚症状がなく、 異常があることに気付かないまま放置して しまいがちです。適切な治療を受けないと、腎不全へと進行し、透析療法や腎移植が 必要になる場合もあります。慢性腎不全に よる透析患者の数は増加を続け、2014年12月には32万人に達しています。
◆◇腎臓の働きとは?
腎臓は握り拳くらいの大きさで、身体の左右に1つずつ あり、全身を巡った血液が 流れ込み、血液中の老廃物を取り除く働きをしています。 腎臓を通過した血液はきれいになった状態で心臓に戻って きます。取り除かれた老廃物は、余分な水分や塩分と一緒に尿となり、膀胱を経て身体の外に排泄されます。
◆◇慢性腎臓病の症状は?
◆◇腎機能の検査は?
◆◇慢性腎臓病になってしまったら?
●食べ過ぎ:肥満は慢性腎臓病に罹患する要因の1つです。
食べ過ぎず、適正体重を保つ事が大切です。
●減塩: 1日当たりの食塩摂取量6g未満を目標にしましょう。
急に減らすのは難しいですが、徐々に減らしていきましょう。
●冷え: 身体が冷えると血流が悪化し、腎機能の低下を招くことがあります。
身体を冷やさないようにしましょう。
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