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高血圧にご用心!!

寒さが身にしみる季節となりました。寒さは私達の体の、特に血管に負担をかけ、血圧を高くしがちです。今回は、血圧が高めの方のつぶやきに対するお医者さんの回答を通して、高血圧について見ていきましょう。
  

「高血圧にも、種類が色々あるって本当?」
「高血圧は、原因がはっきりしない『本態性高血圧』と、病気が原因で起こる『二次性高血圧』に大きく分かれます。また最近は、1日の中の血圧変動に注目した以下のような分類も行われています。」

  

①早朝高血圧:通常、日中に高くなる血圧が、早朝高くなる場合に当てはまります。明け方、急激に血圧が上がる場合と、睡眠中も血圧が十分に下がらず、朝も血圧が高いままの場合があります。
②職場高血圧:病院や家で測る血圧は正常ですが、仕事のストレスや疲労等により、血圧が高くなる場合に当てはまります。
③白衣高血圧:病院で医師や看護師を前にして緊張し、血圧が普段より高くなってしまう場合に当てはまります。家での血圧が正常であれば治療の必要はありませんが、将来、高血圧になる可能性があるので、気を付けましょう。

  

★高血圧の基準★
収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上または
拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上の場合に、高血圧と診断されます。

  

「高血圧のままだと、どうしていけないの?」
「高血圧は、血管の壁に常に高い圧力がかかっている状態です。圧力がかかり続けると、血管の壁が次第に傷ついてコレステロールが入りやすくなるので、動脈硬化も起こりやすくなります。動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞といった重い病気につながるので、将来寝たきりにならないためにも、血圧は正常範囲に下げないといけないのです。」
「寒いと、どうして血管に負担がかかるの?」

  

◆ヒートショック◆
~急な低下も要注意~
冬は一般に血圧が上がりやすい季節ですが、一方で寒い浴室などから熱い浴槽に入るといった入浴時の急激な温度変化により、血圧が急に下がる『ヒートショック』も注意が必要です。

  

ヒートショックは特に高齢者に多く、脳出血などを引き起こし死亡した報告もあります。
高齢者は、かけ湯をしっかり行う、浴室を暖めるといった工夫で、体への負担を軽減するよう心がけましょう。
「血圧を上げないためには、どうすれば良いの?」
「予防の基本は『生活習慣の改善』です。改善項目として、例えば以下のようなものがあります。」
  

★まずは減塩を心がけましょう。
『日本人の食事摂取基準(2005年版)』において、日本人に勧められている塩分摂取の目標値は、1日あたり男性10g未満、女性8g未満となっています(なお、高血圧患者は6g未満と更に厳しくなります)。

  

★肥満は高血圧を招きやすいので、適正体重・腹囲を維持しましょう。

  

★適度な運動を行いましょう。
ウォーキングや水泳といった有酸素運動を長期間続けると、血圧を下げる作用があることが分かっています。
  

★ストレスはなるべくためないようにして、趣味などで上手に発散しましょう。

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