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健康トリビア

こころを元気に!

3月はこころの弱りが体に出てしまう季節。ストレスを感じてしまう人が多いようです。そこで、こころを元気にする方法について考えてみましょう。

  

◆◇ストレスとは?
ストレスの語源は、「ゆがみ」や「ひずみ」を表す物理学用語で、今では心身の刺激に対する反応や、その刺激に適応して変化していく状態をいうようにもなっています(ハンス・セリエのストレス学説)。押されたゴムボールのような状態ですね。

  

◆◇ストレスを受けている人は
厚生労働省の調査によれば、日本人の半数以上は何らかのストレスを感じているようです。毎年3万人以上の日本人が自殺している(警察庁調査)という大変深刻な事態も起こっています。そして、なぜか3月は自殺者が一番多い月なのです。

  

◆◇ストレスを受けるとどうなるの?
人は強いストレスを長期間受けると、下のように、こころ・体・行動に変化が現れます。
こころの変化
イライラ 怒り 不安感 気分落ち込み 気がかり 無力感 過呼吸 下痢 消化不良
体の変化
心拍数の増加 血圧の上昇 発汗 筋緊張 頭痛 めまい 肩こり 過呼吸 下痢 消化不良
行動の変化
集中力の低下 作業効率の低下 ミスの増加 引きこもり 思考力低下 判断力低下 不眠 酒、タバコの過剰摂取 性欲減退 疲労感

  

◆◇こころが弱ると、なぜ体や行動にまで変化が起こるの?
「ホメオスタシス」という言葉をご存知ですか?
体の外部環境が変化しても、体温や血圧、血糖値など体内環境を常に最適な状態に保つしくみのことで、恒常性とも言います。このホメオスタシスは「自律神経系」、「内分泌(ホルモン)系」、「免疫系」が三角形のようにお互いに情報交換しながら、働くことで健康が保たれているのですが、その上には、脳や脊髄の「中枢神経系」が三角体の頂点として位置し、ストレスを受けると、それに応じたストレス情報が視床下部というところから発せられ、底辺の三角形が恒常性を保とうとするわけです。
ストレスによってこころ・体・行動に変化が現れるのは、ストレスという環境の変化に対して、何とか適応しようと三角体のホメオスタシスが働いているからなのです。

  

◆◇こころを元気に!
ホメオスタシスを保って、ストレスに負けない方法をご紹介しましょう。下に示した表の項目に心当たりがあるものが入っているのではないでしょうか。
でも、何か大切なものが抜けていませんか?一つは絆(きずな)です。家族や友情のように人と人を結ぶ絆はいろいろありますが、これらがしっかり結ばれていれば、少々のストレスがあっても耐えられます。もう一つは体の元気です。こころを支えてくれている体の元気を生み出す毎日の心がけが、ストレスからこころを守ってくれるのです。

  

◆◇血管元気でこころも元気に!
血管は「人体のライフライン」とも言われます。
血管を元気に保つための適度な運動とバランスの良い食事を心がけましょう。
それがこころも元気にしてくれますよ。

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